「智適塾」
−人々の夢を実現する技術や発明を創設する技術者の心を護り、産業や文化の発達に寄与する「知的財産」。大阪大学の原点であり実学を重んじる「適塾」−
2013年5月1日に、人々の「知」を結集させて優秀な人材を社会には輩出する場とすべく、臨床法実務教育拠点「智適塾」を大阪大学知的財産センター(現 大阪大学知的基盤総合センター)(IPrism)内に設置しました。
智適塾が設置された2013年は適塾の175周年に当たる年です。適塾は幕末から明治維新の激動の中で日本の近代化に貢献した人々の発憤忘食の学びの場でした。同様に、智適塾が多くの大阪大学のみならず日本の知的財産教育の未来戦略の場となればと願っています。
具体的には、産業のグローバル化、企業の業界の枠を超える動きなどに伴う知的財産の戦略的活用、紛争の増加に対応できる弁護士・弁理士を求める社会的ニーズに応えるために、実践的な知的財産教育を内容とする臨床法教育を実施します。
今後とも智適塾の活動に対しましてご協力、ご支援を頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
知的基盤総合センター(以下「当センター」と言います。)では,総合的知的財産教育事業の一環として,平成25年5月1日,大阪大学中之島センターに臨床法実務教育拠点「智適塾」を開設し,新たなプロジェクトを開始しました。
資源に乏しい日本の生命線は,技術力(知財)と人材(人財)です。智適塾プロジェクトは,大学における知財支援と人材開発を行い,大阪大学が経済発展に貢献することを目的としています。このような目的から,智適塾プロジェクトでは,@大学支援事業,AOJT事業,B教育事業の3つの事業を有機的一体として実施します。